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幽霊と人間の基準

　今日、とってもホラーな夢を見た。内容はというと、映画としてはとても、ベタベタな感じ。所謂、夜の学校で貞子系の幽霊に追っかけられる感じの夢なんだが、夢の中での自分の行動にちょっとした疑問を感じた。

んで、内容は・・・
　なぜか夜の学校にいる自分。そこへ現れる貞子スタイルの幽霊。あまりの恐怖に逃げ出す自分。学校中を死に物狂いで逃げる。まぁ、例によって逃げ場をなくして追い詰められて、もう、どうしようもない状況。徐々に迫ってくる幽霊。後退りする自分。
しかし、次の瞬間、その幽霊相手にブーメランフックをぶちかます自分。倒れる貞子さん(仮)。顔面を踏みつける自分。髪をつかみ起き上がらせて、好き放題、貞子さん(仮)を殴りまくる自分。動かなくなった貞子さん(仮)を窓から捨てる自分。しかし、ちょっと待てと。これは人としていいのかと？

なぜ、長い黒髪で白いワンピースを着た女を幽霊と判断したのか？極端な話だが、もしかしたら、あの人は人間だったかもしれないわけでしょう？なぜ、攻撃してしまったのだろう？基本的に追いかけられはしたものの、直接的な危害は加えられてないわけで。。。実に難しい問題です。

そもそも、幽霊の基準って何か？そんなもん存在しないわけでしょ？
例えば、こんなケースはどうでしょう？
※：長い黒髪で白いワンピースを着た女(顔色もよくない)＝貞子さんスタイル とする

夜道で
1.貞子さんスタイルの女性が裸足で歩いていた。
2.貞子さんスタイルの女性が地面を這っていた。
3.貞子さんスタイルの女性が額から血を流しながら地面を這っていた。

1のケースは実際に体験済みなので、自信を持って言えます。
答えは「ちょっとビックリしながらも一応、普通の人間として理解し、一応、スルー」。
2のケースは実に難しい。あきらかに普通ではないので、幽霊の可能性大。幽霊じゃなくても、警察を呼ぶのが正解かもしれません。
3のケースはまず遭遇する機会はないと思いますが、もし、遭遇したら、ケガ人として対応するのが正解でしょう。なので、救急車を呼んであげるべきでしょう。仮に幽霊であっても手負いなので、なんとか、がんばれるような気がします。

しかし、どのケースも幽霊として判断しても、全く不思議ではありません。夢の中ではありましたが、幽霊かどうか定かではないのに、殴りまくって、窓からその人を捨てた自分って一体何なんだろう？って真剣に考えてしまいました。
・・・あぁ、呪怨のハリウッド版観たいなぁ〜。

Posted by nohohon at 2004年10月26日 15:03 | TrackBack